夜明けは早くなり、日照時間も長く、お昼間は特に春の陽気を感じさせてくれます。
家に引きこもりがちだった日々から一転、外におでかけしたくなりますね!

皆さん、水分は足りてますでしょうか?
そもそも、一日にどのくらいの摂取量が必要か、ご存じでしょうか?
成人の場合、体重1キログラムあたり、約30~35mlが望ましいとされています。

ただ、水分の摂取の仕方にもポイントがあるのです!
のどが渇いたときに一気に飲む…。これは健康上、あまり良くはないそうです。
一度に水分を大量に摂取することのデメリットとして、大きくふたつがあげられます。

まずは、大量に摂取しても循環せずにそのまま排泄されてしまうということです。
個人差はありますが、一度に摂取した水分量がカラダを循環するにも限度があります。
つまり、摂取した水分が全てカラダを循環するわけではないのです。
過剰分はカラダを循環することなく、そのまま体外に排泄されてしまいます。

次のデメリットとして、水中毒の危険性があります。
一度に大量の水分を摂取することで、血中のナトリウム濃度が低下し、低ナトリウム血症という状態に陥り、頭痛、意識障害などの症状が現れ、最悪の場合、命を落とす危険性すらあります。
海外では一度に大量の水分を摂取した女性が死亡する事件も発生しています。
逆に水分不足になると、手足のむくみ、脱水症状や血流の悪化で頭痛を引き起こすことがあります。
なので、こまめに水分をとることが大切なのです。

これから気温もどんどん上がっていき、のどが渇く場面も増えるでしょう。
しかし、のどが渇いてからでは遅いのです!

まずは起床してからコップ一杯、排泄後に一杯、寝る前に一杯など、日常の一場面ごとに水分を取ることから始めてみましょう。
こまめに水分をとりながら、健康なカラダをキープしましょう。