脂質はダイエットには天敵と言はれてしまうことが多いですが、脂肪にも種類があります
必須脂肪酸
身体に必要な脂肪、体内で合成ができないので食事から摂る必要があります
因みに!必須アミノ酸・必須脂肪酸はあって、必須糖質はありません
脂肪酸は、炭素の長さで分類できます
短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸、超長鎖脂肪酸
●短鎖脂肪酸の特徴
水に溶けやすく、腸内で発酵されやすい(腸内環境を改善)
・発酵食品(ぬか漬け、キムチなど)
・食物繊維が豊富な野菜や豆類(腸内で発酵して生成される)
腸内環境の改善に◎
●中鎖脂肪酸の特徴
消化・吸収が速く、エネルギーになりやすい(MCTオイル)
・ココナッツオイル
・MCTオイル
・母乳
・一部の乳製品 素早くエネルギーになりやすい。脂肪になりにくく、ケトン体にも使われる。
●長鎖脂肪酸の特徴
食事で多く摂取する脂肪酸、体脂肪になりやすい
・ほとんどの植物油(オリーブ油、大豆油)
・肉や魚の脂
・ナッツ類
一般的な食事に多く含まれ、細胞膜の材料や体脂肪として蓄積されやすい。
●超長鎖脂肪酸
脳や網膜に多く含まれ、神経系に関与
・青魚(サバ、イワシ、サンマ)
・サーモン
・魚油(DHA・EPA) 特に脳・網膜・神経系に多く含まれる。抗炎症・血液サラサラ効果あり。
必須脂肪酸はこの2つだけ!
リノール酸
大豆油、ひまわり油、コーン油、ナッツ類 多く摂りすぎると炎症を促進しやすい
α-リノレン酸(ALA)
亜麻仁油、えごま油、くるみ、チアシード 体内でEPA・DHAに一部変換される(効率は低い)
同じ脂肪でも作用が違うので意識するとより効率的にお身体の変化が出ます
